[お兄さんが離れたことにより一度腕を離してはいつの間にか、あのお兄さんがお土産屋さんから消えていた>>3] え、嘘?なんで!? だってさっきまでそこに居たはずなのに!?[そう、さっきまであの着物のお兄さんが居た位置にまで動けば自然と、少女の姿も水のようなリボンと同じようにゆらりとゆれてその姿がまるで水に溶け込むかのように消えるだろうそして、再び彼女の姿が現れたのは――16(37x1)だった]