― 『舞踏場』付近 ―[ディーク>>0の示す方角に視線を移すと、ジェフロイの姿が見えて自然と息が落ちる。先の通信、彼に遭ったと言った後に届く声が無かったから。戦いに入っていたらと、無意識案じていた思いが表に零れたけれど、それをすぐに収めて]ジェフロイ殿。[私に近付いてきた彼から告げられた言伝を、黙して聞いた後。目を逸らし、気をつけてという彼に、仄か瞑目した後]…伝えて下さって、ありがとう。でも、私に対する心配は、要りません。[少なくとも、見目に動揺を出すことはなく、頷いた]