人狼物語−薔薇の下国

548 飛天虹路 ―聖竜王国深淵行―


天聖の騎竜師 オクタヴィアス

 ……さて、と。
 それじゃあ、行こうか。

 ついて来て。

[大剣を鞘へと戻した青年は、ごく軽い口調で言いながら、奥へと歩き出す。
奥に灯っていた光はいつの間にかその大きさを増しており、門か何かのように揺らめいていた。
青年と白銀は躊躇う事無くその中へと踏み込み、姿を消す。

その後に続いて光に触れた瞬間に感じるのは、どこかへと運ばれるような、転移の感覚。

目の前が真珠色に満たされ、それが消えた直後]

(8) 2021/05/11(Tue) 00:53:19

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