[悲しみに暮れる王の間、玉座の前で行われる発表>>3を前に潤ませた目で待機しその言葉を待った。良かった。王はきちんと残している。王の死は臣下して哀しいものではあるものの、リヒャルトの発表の前に全くとして疑っていながった。それは賢明な王として、判断を間違えることは無いと言う期待、遺言の無い状態ならば不安しか無かったことだろう。しかしその答えは違った。]