>>6 ソマリあら。勝った方が良かったのかしら。[きょとんとした表情のまま、相手の傍に座ると。労わる様にその長い金の髪を優しく梳き撫でて]ふふっ、でもそうね…。矢の無い愛が一番強い事を見せつけてあげるのも、悪くなかったかもしれないわ。[優しく細められた瞳が、微睡む相手を映して。くすりと、どこか嬉しげな吐息を漏らす]お疲れ様。あぁ、貴方の紅茶がやっと、飲めるのね。[目を開けば、瞳孔が縦に伸び。どこか、人離れした朧な気配が相手を優しく包む]