[抱えた身体を持ち上げようとした時に、散らばったスケッチブックが目に留まる。]……。[描かれた笑顔は、ディーターやヤコブだけでなく、村の皆のもの。]なんで、だろね……。[ぽつと溢し、一度ヨアヒムを寝かせてから、スケッチブックを拾い集めて、机の上に置く。その後、改めてヨアヒムを抱きかかえ、*談話室を出て行った。*]