[ 男の問いに、語る覚悟を王弟は口にする。>>4甲板から槍を抜き、男は静かに月下の麗人を見つめて、薄く笑った。 ]次が最後の一手......だな。[ まるで、その時が来るのを惜しむかの色が声に乗る。* ]