[ふる、と首を振って目を開ける。褐色が、きゅい、と鳴いた]ん……ああ、なんでもね。さて、リロが来たら、シュテルン探しに行くぜ。[捕虜になったと言うジークムントの身を案じる気持ちは尽きないが、今は、横に置く。転んでもタダじゃ起きない、と。そんな思いがあるから。それに、今はシュテルンの方が気にかかるから、意識をそちらに切り替えた。*]