― 回想・昨晩の顛末 ―
[ 切った口火>>2:68に真っ先に反応したのはやはりカスパルで。
立ち上がり>>2:76、それだけは止めてと哀願されれば>>2:77
痛くない腹などある訳もない ]
また、誰か居なくなったら。
そいつが無事である確証なんて俺は持っていない。
ならその前に、隔離する。
……もし明日ひょっこりローゼンハイムたちが出てきたら、
頑固者だと殴ってくれていいから。
レトもすぐ解放する。
[ 諭すように、淡々と告げられる言葉はルートヴィヒの内心>>2:84
に答えられただろうか。
憎む事で気が楽になる>>2:80なら、いくらでも憎んでくれていい。
無意識に後ろ手に回した手の包帯をなぞっていた ]