……ディーター。 あの時、戦場で俺を助けてくれたのはお前なんだろ? お前がいなかったら、きっと俺は、そこで死んでいた。なのに、そんな怪我をさせてしまったと、その事ばっかり気にして、負い目に感じて、 ……大事な事を、言えずにいた。 いや、拒絶されるのが怖くて、言う事を、避けていたんだ。 でも、ようやく言える。 ……助けてくれてありがとう。 俺のヘマに巻き込んで、すまなかった。[たとえ『今更』と思われようと、ずっと言えずにいたことを伝えられて、胸がすく想いがした*]