[駄目だ、話が通じない。>>234
それどころか、どうやらオズワルドの言葉の一欠片を
都合の良い方へと捻じ曲げたようだ。
如何あっても、彼が望む行動をオズワルドが取らない限りは
天使達を襲撃に向かうつもりなのだろう。
現に今片脚が拘束された、此処で天使達が討たれる様を
見ていろと言う話だ。]
……解った。
[片脚に填められた枷を撫で、大きく息を吐き出した。
体内に残る薬の効果は、時間の経過で少しは軽減されたか
それでも未だ吐息に艶が残る。
身体を動かすのも億劫だが、躊躇っている暇は無いと
ベッドから滑り落ちて床に転がれば、枷の届く限界まで
ジェフロイの元へ。]