人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


嵐激の騎竜師 カーク

まさかとは思うが、双角……っ!

[言いつつ、巡らせた視線は、草原の中央に陣取る巨躯で止まる。
ねじれた二本角を備えた獣──漆黒の二角獣。
それは本来瞳にあるべき理知のいろを忘れたが如く、狂的な光を宿していた]

……ち……当てられちまってんのか? 厄介な……。

[がじ、と後ろ頭を掻きながら、漏らすのは苛立ちを帯びた声、ひとつ]

……どーやら、この異変、思ってたより根深いらしい。
双角……守り人たる地の神徒が、正気を失ってる……ってわけで。

(7) 2017/08/07(Mon) 01:11:11

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