人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


死せる忠臣 クレステッド

― ハールト ―
[<透明化>の魔術を使い、可能な限りの隠密行動でハールトに到着する。
こういう時、幽体の馬は都合が良い。とはいえ、魔法を使いながら手練に攻撃するのであれば、必中・必殺の覚悟で行わねばならない……奇襲に失敗した場合、消耗した状態で次の攻撃を受けねばならないためだ。
その手があることを、今晒すべきではないだろう。クレステッドはまだ、隠密に徹している。

さて、いくつか情報を得ることが出来た。
――ライナーがハールトの街に火を放った、ということ。>>1:151
――船上よりクロスボウを放った部隊が敵に居た、ということ。>>1:368
――王子がより南、ファットリア地方にて現れたらしいということ。>>1:416
――敵に冷徹な指揮官が居るらしい、ということ。>>1:422]

……ファットリア?
あんな場所を取って一体何を……

[一度隠れられる場所に移動し、<透明化>の魔術を解除。地図を開き、そのメリットを確認する。
ファットリアにてあえて姿を見せる。それが陽動だとするならば、当面の目的はハールト。それは読み通りでいいだろう。
だがファットリア地方である理由は?]

連中め。もしそうなら思ったより肝が座っているな。

(7) 2014/09/16(Tue) 00:14:46

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