人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


よふかし リヒャルト

―早朝―

[…なんだか良い匂いがする。>>0
隣の温もりが消えて幾許か経った頃、くしゅん、と小さなくしゃみと共にぼんやり覚醒する意識。

目を擦り左右を見渡しても其処には自分独りきり。
カスパルはもう目覚めたらしい。>>3
辺りはすっかり明るいので不思議はない。

食欲をそそる香りは魅力的だったが、今は空腹よりも睡魔が勝った。
何時までも玄関で寝て居ては邪魔になるだろう。
目を擦りぐずぐず言いつつ、もそりと起き上がって、枕を抱え毛布を引きずり寝室へと移動した。
寝惚けて潜り込んだのは>>1:147マレンマの眠るベッド。

夢現で聞くカラスの声>>#0が、頭に届いて、理解出来る様になるのは、もう一眠りした後になるだろう**]

(7) 2014/04/15(Tue) 09:08:56

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