あ──…、いや、うむ。
矢張り止めよう。教わっていない名を勝手に呼ぶのは狡いな?うん。
[崩れた相好で、およそ相手にすれば不審で仕方ないであろう独り言をもごもごと。それから、ごほん、とひとつ咳払いをした。]
その通り。
ほかの連中も見ただろ?…まあ、状況把握にそこで楽しそうに揉めてる二人は参考にならんかもしれんが。…まず、
[直ぐ近くで繰り広げられる、蒼月と金髪の女性の攻防>>0:194>>0:201にちらりと視線を向けてから。]
助けてくれ、取り敢えず。
[旧知である蒼月すら見たことの無いであろう締まりのない笑顔で、己の赤灼の髪を摘んで揺すって見せた。]*