― 図書館 ―[勝手知ったる様子の赤毛の花精>>5にうん、と短い返事をしつつ、司書の視線は広げた本へと向いたまま。それでも、背伸びしながら問い>>6が向けられると、視線はゆるりとそちらへ流れ] 蔵書目録だよ。 今、ここにない本がどこにしまってあるかの記録。 地下書庫探索の手引きみたいなものだね。[古めかしい雰囲気の表紙を見せながら問いに答える。口調は平坦だが、声音はどこか楽し気な響きを帯びたもの。*]