……ようこそ、『フラクシヌス』へ。私は聖神オルキスの神官長、ルートヴィヒ・ヴェルトラオム。世界を滅亡より救うため……あなた方を、お待ちしておりました。[居住まい正し、向けるのは正式な礼。今は力の欠片も感じられないが、先に見えた輝きは偽りないもの。なれば、その輝きを引き出す事が急務、と割り切って]この世界を、『フラクシヌス』を、混沌への回帰より救うため。あなた方の力を、貸していただきたい。[静かな声で告げるのは、『異界の魂』を呼び出した理由の、最も端的で最も重要な部分。**]