[調子は中々。
食事は支給されたけれど、勤務時間を厳密に決めて交代で休憩を挟むわけではないと、仕事中につまみ食いをする気分でなんともやりづらい。
しかし腹が減っては戦は出来ぬ。
手早くサンドイッチとジュースを胃の中に入れ、デッキの隅に背筋を伸ばして立っていた。]
お疲れ様です、准尉!
お疲れ様です、ローズマリーさん!
自分はこの度の監督補助に当たります、フレデリカと申します!
[上官達の姿が見えれば、ぴっ! と相変わらず力の入った敬礼と挨拶をする。
一般の乗客リストは事前に頭に叩き込んできた。
暗記だけは昔から得意なのだ**]