人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

[春を匂わせる柔らかなフルートの音色が、静寂を割って響いた。
期待を乗せた熱気と交じり合い、ほの高く、ひとつのうねりを作る。

毎年変わらない光景。
けれど、故にこそ親しまれる四季恒例の祭事]

…… 皆様方と共に、此処に祖霊を祀りましょう。

[舞殿の中央に座した巫女姫が面差しを上げた。

   りぃん。


          髪に飾られた、鈴が鳴る]

(7) 2015/03/05(Thu) 23:41:12

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