人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天軍指揮官 ナネッテ

[大天使は天の子の声を受け、ついと上空を振り仰いだ。
 ほそく、銀の輝きが地上から放たれた矢の如くに空駆けあがる。

 大天使自身が置いた輝ける防壁の向こう、
 留め置いた天使らの一軍は既にそちらへと反応した様子であった。

 ────とはいえ、少し距離が遠い。>>5:196

 天へ疾駆する銀の輝き、
 その速度を思えば、天の軍の駆け戻るよりも早く、
 人の子らの船が光の御船の高度へと達するかに思われた。]

(6) 2017/11/12(Sun) 00:58:46

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby