―3日目・PM1:00・食堂―
ああ、あるなそういう気分のこと。
とはいえ詰め込まなければ持たないのも事実。悲しいな。
[食事の作法にとやかく言う程無粋な性質ではない。パンにシチューをつけるという不作法を咎めもせず自分のパスタをフォークへと巻きながら、唐突に向けられた疑問>>5に目を瞬かせ。とはいえ気まずい雰囲気も出さず、堂々としたままで]
ああ……見られてたか。
いくら真面目に受けるつもりでも、全部分かっている内容だからな……。
[だからこそ別のことに頭を回して『暇潰し』していたのはさておいて。噛むたびに溢れる肉の脂と相性抜群のトマトの酸味、全体をまろやかにするチーズの旨味を堪能しつつ嚥下。それから今度はこちらの番だとばかりにフォークの先端を相手へと向けて]
ってことはディークこそ真面目に講義に出てたのか。
喜ばしくはあるが、どういう風の吹き回しだ?