人狼物語−薔薇の下国

336 電脳兎の午後のお茶会


情報部広報課伍長 ミリアム

― コントロール・ルーム ―

[不意に端末から短いアラームの音が鳴る。
ハッとして端末に指を滑らせるが、結果は芳しくない]


[何度やってもコントロール出来ないバイパスの今回の出現先は少年少女らが語らう場。
茶兎を抱えた少女の傍らの空間が歪み、外への道が繋がって。
バイパスは少女を空間ごと引き込むように飲み込んだ。
抱えていた茶兎と共に少女の姿は忽然と掻き消える]


[何の説明も無い状況で起きるこの光景が、妙な憶測を呼んでいる事実は未だミリアムには届かずに居た*]

(6) 2015/05/28(Thu) 00:59:12

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