――小隊長は、この場で敵兵の殲滅を続けてくれ。俺は再度前進、レナト大尉と合流を図り、ファロン小隊を援護する。[手綱を大きく引き、分隊へと声をかけようと馬首を転じる。その時、前進方向より、伝令の馬が一騎、ひた駆けて来るのを目撃した>>723]