[そう告げると縋る様にソマリに手を伸ばした]
そして…投票先の仲間の血を吸いに行く時に、私が目覚めていなければ…呼び掛けて、そこまで連れていって下さい…
鑑定には…とても、力を使うので…
一日に一人が限度だし、人の血を補充しなければ続けられないので…す。
[疲れた顔でわずかに微笑みながら]
あなたが「騎士」ならこのまま守って頂きたいぐらいですよ。
ルージュの力がどのようなモノかは分かりませんが…
皆に結果を…伝えられると良いのですが。
[そう言葉を紡ぎながら、意識が危うくなりかけて、自分の額を抑えるように軽く首を振って、荒い吐息を漏らした]