……そうか。
3年前とは随分と最近だったんだね……。
[ くっ、と唇を噛み締める。
予想は出来ていたが、病死したと告げられれば>>2:425
ずきりと心が痛む。
3年前といえば銀羊号へ亡命し、過ごしていた時の頃だ。
情報を集め金馬号の行方を把握出来ていれば、
最期を看取れたかもしれない。]
マーティンにこんなに可愛い娘さんがいたとはね。
最後に会ったのは二十年以上も前のことだったから
全然知らなかったよ。
きっと、周囲にも可愛い可愛いと自慢してたのだろうね。
[ 養父、の言葉に実の子では無いことは分かっている。
しかしそこには追求せず、かつての友の豪放磊落な
笑顔を思い浮かべ、懐かしさに瞳を閉じる。]