悪いな、…この部屋で僕は酷いことを言ったのにまた来てしまった。[招き入れられれば一歩入り後ろ手で扉を閉める寝台か椅子に座る為か、後ろを向いてそちらへ向かうフランツへ向けた言葉は見たという人狼の話ではなく付き添って入った時の謝罪それと共に彼へと静かに音も無く歩み寄っていく]でも、ずっとそう思ってたんだ。[フランツはどんな反応を返しただろう、何にしろ彼がしっかりとこちらへ向き直る前にフランツの腕を掴み、寝台へ放り投げた。]