[>>2 異国の二人は当然の展開を、どう感じていただろうか。]
っふふ、まぁ、これもちょっとした挨拶のようなものですよ。
クレメンス様だって、ここで切り捨てる程、浅薄な方だとは思えません。
[それでも斬られる程の無礼を働いた自覚は、当然ある。
勿論、襲われるものならば、抗うまでだけれども。
クレメンスから意識を外さないまま、横目で心配そうに声をかけるカナンに応える。
>>3 そしてクレメンスに関する、彼の、続く言葉には、]
忠誠を疑う?
いいえ、であれば、「断ったらどうする?」なんて探りは入れないでしょう。
[>>2:428 やはりクレメンスは一筋縄ではいかない。
他の愚鈍な貴族達と同じように、相応の報酬を見せつければ大人しく着いて来ればいいものを。]