― 回想/第2エリア・通路 カサンドラと ―
[心配の言葉には大丈夫だよ、と手を振りつつ、「いつもなら、痛み止めを調合してあげるんだけど」>>297というところに頭を傾げた。
調合ってことは薬剤師か何かだろうか?
制服を着ている乗務員さん?なのに薬剤師?どういうことだ?
この船にはまさか調剤薬局まであるのだろうか。何それすごい。
疑問符を浮かべていることがばれたのか、お姉さんはくすっと笑って、正解を教えてくれる。]
軍人で花屋?普段は一般人に紛れて緊急時に出動するの?
ドラマみたいでかっこいい…
花はあんまり詳しくないけど、最近の花屋は薬の調合もするんだね。
[軍のことはよくわかならいけど、普段は花屋で有事には出動するってギャップがすごい。ドラマに出てくるヒーローみたいだ。
それにしても花屋では薬も売ってるのか。花を見に行くことがないので知らなかった。
それともお姉さんが軍属だからか?
バレないようにこっそり観察してみる。
服の上からだからはっきりとは分からないけど、筋肉ムキムキってわけでもなさそう。
軍人といっても戦闘員ではないのかな?
メイン・サロンへの案内を引き受けてくれたことにほっと安堵の息をつく。]
ありがとう。この船結構道が入り組んでるよね?よく迷うんだ。
お姉さんは迷ったりしない?
…あれ、俺の顔に何かついてる?