― 千賛休店内 ―[ざわついていた店内の様子も落ち着き、一段落。子供が帰った後は、残った御老人と茶飲み話に興じたり、ついでに新茶を買ってもらったりと普段の千賛休に戻っていた。]グレーテちゃん、ありがとう。すっかりそっちを任せきりにしてしまったね。[人がいなくなった隙を見て奥の部屋を覗き込むとぐっすりと眠っている一人と一匹。]おやおや、二人揃って沈没しているのか。お疲れ様。ぷいぷいちゃんはまた、器用な事してるねぇ