─ 蛟 統制室 ─[水の精霊と相性が良いとはいえ、旗艦全体を包む水の膜を作るのは容易ではない。全ての神経を集中して精霊に呼びかけ続けていたが、手の空いている精霊師が手伝いに来てくれたお陰でようやく意識を周囲に回す余裕が出来て。ウルズが統制室に入ってきている>>5のに気付けば、こちらも表情が緩んだが安堵ばかりもしていられず]ウル。嵐の真ん中突っ込むから、倒れないよう気をつけて。[手短にそれだけ言うと、嵐から抜け切るまでは術の行使に意識を集中し続けた**]