― 回想・ラウエンブルク領にて ―
[>>0:375珍しく呼び出され顔を青くしていた料理長が、料理を褒められて「この家の若様達はちっともそういう事を言って下さらないから」と泣き出さんばかりの勢いで喜んだりと。
そんな些細な事はありつつ和やかに進んだ。]
ボトル?って、兄貴の部屋の奴か?
隣の寝室には義姉上が居るだろうに
……って、はいはいわかった。
行って来る。
[兄にいいからと追い出されるようにされたため、
大人しく部屋を出て、ボトルを取ってくる間のことを尋ねても、
兄は笑って語る事はなかったが。]