人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

[かつてナミュールの地に建国した姫王を尊び、かつ
力を合わせ王府を築いた祖先の民を讃える祭りが、
首都ブラバンドにて四季毎に行われていた。

春は風花祭。
厳しい冬が明けた後、色とりどりの花で賑わう暖かな気候の中で
行われる祝祭とあって、一際盛り上がる四季祭だ。
いつもはドルマール神殿に勤める巫女姫も、
此の時期は宝珠を伴い、しばらく首都に滞在する。

姫王の生まれ変わりとされる巫女姫の姿を拝まんとする者、
祝祭の賑わいを楽しむ者、
機を逃さず商売に精を出す者、
種類は様々だが――首都に人が多く集まる時節なのは間違いない。

関心も警護も。
国全体の意識が、祝祭に向く]

(6) 2015/03/05(Thu) 23:39:51

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