[ クレステッドが馬を呼ぶ。>>+44
応えて戻ってきた馬もすっかり彼に気を許している様子が嬉しい。
先の勝負の中でも、クレステッドが馬を逃した様子は確認していた。
馬だとて、自分が大切にされているかは感じるものだ。
馬の首を撫でてやりながら、馬上の人となったクレステッドに声をかける。]
どこへ向かわれますか。
森から出るとなると、敵対勢力と遭遇する可能性があります。
私は──ここまで単独で来たわけではなかったゆえ。
[ 神魔の眷属がそれを追い返したことは知らなかったから、そんな警告をしておいた。*]