人狼物語−薔薇の下国

283 少人数で人狼BBS人狼騒動RP村3 ― 白銀の村 ―


パン屋 オットー

─宿屋・談話室─

 [例の如く、起きてから談話室へ行くとシモンがいて、朝食の準備を手伝った>>0]

 [多くの人の息吹が絶えて、宿屋は広くなったことを誇張するかのように静けさを搾り出す。
 エルナは、ニコラスと違って捜されたのならば簡単に見つけられるだろう。外傷も頸椎を除けば殆ど無いはずだ。
 エルナのことは、喰らわなかった。“渇”きが知らずの内に癒えてしまった。遂に己からは、“渇”きすらも失われてしまったのかと、他人事のように考える。ただ──]

 ──呪いだけは、癒えることなく、鎖のように外れない。

 [この呪いだけが己をこの世に留めている。命の価値などはじめから知らず、己の命と他人の命の区別すら付かない。そんな己に、自己と他人の命の区別をつけさせるものがあるのなら、それはその呪いのみ。]

 ──正直、人狼探しとかどうでも良い。

 [昨日、シモンが問いかけようとしたであろう質問>>5:77の答えを、心の中で呟く。もし、改めて問われることがあるのなら、やはり此方はこう答えるのだろうと。**]

(5) 2014/12/22(Mon) 22:43:48

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