ちょっと、ユーリエに何言ったの!?
[ユーリエを心配に思う気持ちもあるが、追いかける前にその理由を問い質そうと、自警団員にそう言えば。
彼女が次の見舞い客として呼ばれる事を教えられて]
………!?
ユーリエが……
[次々とここに集められていた面々が呼び出されているのだから、いつまでも自分とユーリエが一緒に居られる保障はなかった。
人数が減れば減るほど、次に呼ばれる確率は高まっていくことも、頭では理解できていた。
けれど、彼女と引き離される事は考えたくなかった]
……ごめん、ユーリエ探してくる。
[まだ広間にロヴィンとタクマがいるなら、彼らにそう告げてから広間を出て。
とりあえず、ユーリエの部屋へと向かう]