[触れない幻の向こうで繰り広げられる、不可思議の術。紡がれるまじないの言葉に、微かに周囲が光ったような。なにを始めたんだ?と目をこらすより先に、双子の周囲に湯気立つ料理の数々がずらりと並んだ。] おお!すげえな! アレか。魔法ってやつか。 おまえら、実はすごい魔法使いだったんだな![素直に賞賛して、手を叩く。]