― 図書館 ―[茶の準備が整うと、辺りにすっきりとした香りが漂い出す。手渡されたカップ>>2:113は温かく、香り共々落ち着かせてくれるものだった]…そうか、過去にも事例がないのか。原因不明の病、その治療で眠っている。だが、眠りは急に訪れる。不安を抱くのも無理はないと思う。”何も分からない”んだからな。[そう語り、カップを口に運んで喉を潤す]