「ん゛〜…………」[朝なんて来なきゃいいのに、…は鈍く身を起こした。まだ眠い、が、泥に沈み込むように眠ったからか頭はすっきりしている。と]「…………おおっ?」[本来であれば確証のないはず、しかし【それ】は確固たる事実として…の脳内にデンと居座っていた。]【カレルは人間】「……ちょっと待てよ」[誰も居ない空間で呆然と呟く。書物で存在は知っていたが、自分がまさか。]「私……【占い師】になったん????」[鳥の穏やかな声が響くなか、…は呆然と自分の手や周囲を見渡すのであった。]