[彼女を気遣う振りをして腕を取り、そこに小さな種を植えた。小さな小さなその種は、瘴気を吸って少しづつ育っていき――] (やがて食人花に飲まれる)[戦いが終わる頃には、種はフレデリカの体に根付き、外からは見えなくなっていた。4人目が目覚めたのは、その頃か。先の2人に比べれば弱々しいが、確かな瘴気の塊が頭上を飛んでいくのを感じた>>0:372**]