− おかしなお菓子の家の外 −
[改めて外から宿を見ると、
御伽噺そのままのお菓子の家となっていた]
これは子供達が喜びそうだが、管理が大変だと
レジーナは怒るだろうな。
それに家を食べさせるわけにはいかないし。
[積もった雪を手にすると、確かにマシュマロで。
それを両手に山盛りに持つと中のレジーナに声を掛ける]
レジーナ、焼きマシュマロを食べてもいいか?
暖炉で炙って皆で食べようじゃないか。
誰か小枝を拾ってくれないか。
[マシュマロを抱えて戻って来ると楽しそうに
そこにいる者に用を頼んだ**]