……きみたち、ナハティガルの騎竜師……だよね。 ならば、その力を貸してくれないかな。 この奥に眠るもの――それを、鎮めないと色々と危険なんだ。 そうしないと、きみたちも帰れない……っていうのもあるんだけれど。 空と地を結ぶもの――『護り手』たる在り様を選んだものとして。 この世界《クラールハイト》の、正しき在り方を護るために、力を貸してくれないかな?[問いかける声音はごく静かなもの。いずれにせよ選択の余地はなく、来訪者たちには受け入れる以外の術はないのだけれど。**]