[それから、暫くして――…
“あなた”のもとに、一羽の青い小鳥が訪れます。
嘴には、恋天使館からのパーティの招待状を咥えて。
“あなた”が招待状を受け取れば、
小鳥は、甘やかな声で、館へ入る為の鍵代わりの“合言葉”を囀り、
招待状の内容は、以下に記されているような、
館への入り方やパーティの詳しい説明など。
ただ――…前恋天使のめりーさんに見込まれてしまった、
ある人に送られた1通の招待状にだけは。
他の人達と同じ説明の後に、
“あなた”を777代目の恋天使に選んだこと。
恋矢の置き場所と、恋矢を撃ち結んだ人達を護ること。
パーティの最後の日に残った人に、チョコと祝福を贈ること。
そんなこんなが、そっと書き添えられていました*]