人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


華冑の影 レト

― ケノワ砦 ―

[普段は騒がしい猿たちだったが、今は沈黙していた。
知った顔の兵を見ても黙って武器の柄に手を掛けている。
砦に至る道程の間、ボスが必要最低限しか話さなかった。
そういう時のボスには触らないのが吉だ。

今にも武器を抜きそうな両者の間に、奥から駆けてきたものが割って入る。>>137
その顔に見覚えがあって、あ、という顔になった。
現れたのが知己であることが、僅かに緊張を和らげる。]

(4) 2019/02/22(Fri) 12:17:15 (nekomichi)

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