― 対策本部 ―
……ふむ、なるほど。
文字通りの迷子……という事ですか。
[返された言葉>>2を分析し、目を閉じる。
思考廻る時間は、そう長いものではなく]
……分散したエネルギーが増殖した娘たちに宿っているというなら、本体にそれを集約するのは可能でしょう。
精神生命体……という事は、思念感応力で生体エネルギーに接触する事もできるはず。
さすがに私一人では無理ですが……シュペルリング准尉が戻れば、可能でしょう。
[現在は休暇を取っている、直属の部下の名を上げつつ、そう返して。
その後の申し出>>3に、ゆっくりと閉じていた目を開けた]