はい………大丈夫です………[声を掛けられ、我に帰る。拳銃をホルダーへと戻せば仮眠室へ、との言葉にこくりと頷く。そう言えば始まりも此処だった。] 叔父様こそ大丈………[クロイツの腕に触れ、ぬるりとした感触に驚く。匂いで血であると気付く。地下は電気系統が別なのか電気はつくようだが薄暗かった。] 怪我…されていますね?[答えを待たずにセーラーのスカーフを抜き取る。目を凝らし、傷口に巻きつけていく。]