― 公国拠点・会議室 ―
……。ミヒャエル・フォン・デンプヴォルフ大尉には、
[独断で離脱した。と、報告を受けている。
確認することがあると彼は部下に言い置いたという>>4:181
何らか思うところがあったのだろうが、それは知れない。
このまま置いておけば、勝手に持ち場を離れた彼は、
命令違反として処分されても致し方ない…けど]
諜報として、特に今作戦においてカサンドラ・レイヴンウッド技官が帝国に奪回された折には帝国内に潜入、再奪回の可能性を探るよう……命が与えられていた。
…───と、いうことだ。