人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

 ッ、

[逸れた太刀が、再度こちらを狙ってこないことを知ると、そのまま剣先を引き抜いた。
バックステップで二歩離れ、深く息を一つ吐き。

そして、勝負がついたことを悟る。

手にしていたリボルバーを右腰のホルスターに収め、それからゆっくりと、右手のサーベルを左腰の鞘へと収めた。
チン、という音と共に、男を包んでいた金色が、ふっと消える。

男の髪も瞳も元の色に。
受けた傷跡はそこここに残るものの、雷電纏いし間に出血は止まっていた。*]

(4) 2015/10/09(Fri) 01:34:27

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