―地下― 滅ぼされたくはないな。 逢いたい人がいるのだ。 ――迎えにゆかねばならない。 それに、野茨公への手出しも遠慮願いたい。 彼の方なら喜んでお相手しそうではあるが。[ユーリエにゆると首を振り、それは受け入れられないと答えていた。]