[ 深く息を吸って、祈りの形に指をきった。 それで少し重さがまぎれ、体が動くようになる。 ソマリの手を借りて>>2、身を起こし、枯葉を払った。 ] 神はいつでも傍におられるわ。[ 自分に言い聞かせた。 だから魔物の城など恐ろしくない。少しも恐れるものではない、と。 ]