― 時羽流と“りさ” ―[時羽流には、とても仲の良い幼馴染がいた。隣の家に住む同い年の女の子で、名前を“りさ”と云った。生まれた頃から毎日のように一緒に遊んでいた。][けれどその交流も7年足らずで終わった。最後に見た彼女は、火葬用の棺の中でお気に入りの人形を抱えて眠っていた。]